それでも、やさしい恋をするのレビュー

それでも、やさしい恋をするの情報

作品タイトル:それでも、やさしい恋をする

著者:ヨネダコウ

CP:ノンケ?のやさしい人小野田×器用そうで実はな出口

それでも、やさしい恋をするの感想

同作者さんの「どうしても触れたくない」のスピンオフ作品です。

そちらも大好きなのですがこちらが超お勧めなのでレビューします。

この作品のみでも全く問題なく読めます。

まず、ヨネダ先生の描く切ない顔が大好物なんですが、この作品もとにかく表情と醸し出す雰囲気が最高です。ずっとこの空気を吸っていたいってなります。

リーマンラブ物なんですが、ゲイであることを言うか隠すか、その辺の折り合いを上手くつけているつもりが全然割り切れてない受けの出口が、もう切なくて、くぅうううっ!!ってなること請け合いです。

スピンオフなので攻めは元作品の当て馬攻めなんですが、ほんと優しくていい人で所謂”絵にかいたような普通の人”の部分があって、そこが受けを切なくさせてしまうんですが、ああ切ない、切なくていい!!

優しい二人だからこそのすれ違いがとてもいいです。

ベッドシーンは全体の割合としては最後の方に少しなんですが、好きあってるっていうのがにじみ出ている感じでとても良かったです。